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亀の子様かめのこさま

所在地神奈川県横浜市中区本牧三之谷37-6付近
アクセス山手駅(JR根岸線)から徒歩35分
バス停 本牧三渓園前から徒歩数分
入場料等無料
公式サイトなし

三渓園の入口近くに祀られている石です。
「亀の子石」または「亀の子様」と呼ばれているようです。
亀の子様の全景 亀の子様の額


由来書によると、たわしを借りてのどをこすったり、茶碗を洗うと咳が治るとのことです。
三七さんしち(=21日)の結願けちがん(=願掛け)で願いがかなうと、たわしを倍にして返すそうです。
効果があるようで、たくさんのたわしが供えられていました。

亀の子様 亀の子様


ボコボコと穴のあいた石が亀の子様です。
言われてみると、たしかに亀の甲羅に似ています。

古墳の石室材に使われた房州石に特徴が似ているので、もしかするとこの辺りに古墳があったのでしょうか。
(なお、千葉県富津市の「鶴峰八幡神社」にも房州石と思われる石が祀られています。)

亀の子様


石碑の前と亀の子様の下にも、亀の甲の形をした石が祀られていました。
写真左はカメの小型の石像が欠けたもののようで、右はセメント製のようです。

亀の子様とともに祀られている石亀の子様とともに祀られている石

亀の子石の由来

大昔のこと、漁師の網にかかった大亀がそのまま石に化したのだと伝えられている。

いつの頃からかこの亀の子石はのどを守る神、特に百日咳に効験ありとして信仰され、百日咳などを患うと、この神様からたわしを借りてのどをこすり、また小児の食した茶碗をこのたわしで洗うと不思議に咳が治るといわれている。

三七さんしちの結願で治ると亀の子たわしを倍にして返礼する習わしがある。

本牧三之谷町内会 横浜本牧観光協会



以下は、亀の子様の発展に関する勝手な想像です。

  1. 古墳の石室材が露出する。
  2. 露出した石を祀る。
  3. 石の形が亀の甲に似ていることから、「亀の甲石」と呼ぶ。
  4. 「かめのこう」が転訛し「かめのこ」となり、「亀の子石」と呼ぶ。
  5. 「亀の子」という名の連想で、たわしを供える。
  6. たわしの連想で、たわし健康法の効果(例えば、皮膚刺激により自律神経の働きがよくなり咳に効果があるなど)が効験と考えられる。
亀の子たわし(商品名は「亀の子束子」)の元祖である㈱亀の子束子西尾商店の公式サイトによれば、1907年(明治40年)に亀の子束子を発明し、1984年(昭和59年)に浴用たわしの発売(たわし健康法の先駈けと思われる)に至っているので、亀の子様の上記5.や6.の発展時期は、これらの年代の頃かも知れません。

もしかすると、亀の子様の効験にはそれなりの科学的根拠があるのでないでしょうか。


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