彩色豊かな彫刻が素晴らしい神社です。
 
社殿の脇障子(縁側の行き止まりの板戸)には、鶴と亀の彫刻が施されています。
鶴9匹と竹、亀5匹と松(亀松!)の図柄です。
5匹の亀のうち1匹は、なぜか甲羅に亀甲模様がなく、また、別の1匹は口からタバコの煙のようなものを吐いています。
(亀が気を吐いている様子を表しているのでしょうか。)

社殿の上部には、このような亀彫刻もありました。

平成22年に再建された麒麟門にも、多くの彫刻が施されています。
 
鹿を従えた寿老人の彫刻ですが、中央(鶴の下)に蓑亀がいます。
松も彫られているので、「亀松」彫刻です。
(同じ図柄の素木彫刻は、東海寺のページをご覧ください。)

麒麟門の柱に取り付けられた飾り金具にも、亀が刻まれています。

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