山陽自動車道と国道2号の近くにある一の鳥居(写真左)から長い参道が続いています。
 
小雨が降る中の参拝だったので、広い境内には誰もいませんでした。
 
一の鳥居近くに「周防一宮国幣社」と刻まれた大きな石碑があります。
その隣に亀趺(亀の台座)にのった「周防一宮玉祖神社之碑」と刻まれた石碑があります。
 
亀の頭や甲羅が黄色くなっているのは、横に柑橘類(本柚子?)が植えられているからでしょうか。
真正面を向いた眼光の鋭い蓑亀です。
 
境内にある放生池は水が枯れていて本物のカメはいませんが、ここにも亀趺があります。
 
一の鳥居近くの亀趺と似ていますが、縁甲板が花びらのようにギザギザになっている点が異なります。
 
境内では、国指定天然記念物の黒柏鶏(くろかしわけい)が飼育されています。

左の写真はオスとメスです。
メスは全身が光沢のある黒なので、カラスのようです(体形は異なりますが…)。
右の写真は、メスと少し大きくなった雛です。
カメラを向けると、雛は警戒して母鶏の方に逃げて行きました。
 
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